Scheepjes Whirlで編むソフィーズ・ユニバース

超ロングピッチのグラデーション糸で編むソフィーズ・ユニバースのご紹介です。

ソフィーズ・ユニバースの魅力

2015年にイギリスで発表されてから世界中の編み物好きさんたちが編み続けているソフィーズ・ユニバース。

糸の太さ・素材・色を選ばず、さまざまな表情をみせてくれるソフィーですが、編んでみると、さらなる魅力に気づきます。

新しい編み方が次々と登場する　

編み手のみなさんの心をつかんで放さないのは、こちらの影響もあるのかもしれません。

多くの人はソフィーズ・ユニバースのことをソフィーという名前で呼びます。

オリジナルのソフィーは、ほぼ毎段ちがう色で編みますが、白一色で編むと、立体的なレリーフ模様がくっきりと浮き上がってみえます（濃い色よりも薄い色の方が模様が目立ちます）。

デザイナーのデドリさんのブログには白いソフィーの写真がたくさん紹介されています。

単色で編むメリットはもうひとつ。

糸のしまつが圧倒的に少ない

糸処理が少ないのは嬉しいですね。

それでも……

SNSにフィードされてくるブランケットを見ると、カラフルなソフィーも編みたくなります……

オランダの毛糸メーカーScheepjesのWhirl（ホイール）シリーズは超ロングピッチのグラデーション糸。コットンとアクリルを混ぜた中細糸は、色だけでなく柔らかな質感も特長のひとつ。かぎ針でキツめに編んでも、ふんわり感があります。

1玉でショールを編めるホイールは大人気の糸

シャーロット・ドリームなどの〈ドリーム〉シリーズを手掛けたジェニーさんは、ホイールでソフィーを編みました。ジェニーさんのホイールソフィーの写真もデドリさんでブログをどうぞ。

カラフルなものを編みたいけど、色選びや糸替えが面倒と感じるときは、超ロングピッチの糸をお試しください。ソフィーズ・ユニバースではホイールを3玉使用します。

一部の色番は、日本のAmazonでも取り扱いがあります。
Amazonの販売ページ

ソフィーズ・ユニバースの日本語版のテストをしてくれた方々のホイールソフィーをご紹介します。

ホイールの色を選ぶときは、3玉のグラデーション（内〜外〜内、または、外〜内〜外のグラデーション）も意識してください。1玉のグラデーションだけで選ぶと、イメージがちがってしまうこともあります。

下の写真は、767メルティングマカロンのブランケットと糸玉の色の対応です。

編み手によってブランケットの色の出る位置は若干ずれます。

パート4までのモチーフをつなげてつくるソフィーズ・ドリームというブランケットがあります。デドリさんのサイトにはたくさんのホイールとパート4のスクエアモチーフの写真があります。

Scheepjesホイールは、Scheepjesの取扱店で購入できます。

日本では東京都町田市にある輸入毛糸を扱うけいとやさん（株式会社独逸屋）が取扱店。オンラインでも購入可能です。

【2024/11/13　3月より休業していた町田のけいとやさんは、先月レシピ販売を再開。毛糸販売については未定のようです】
【2024/2/9記　町田のけいとやさんが病気療養のため3月より休業されます。一日も早いご回復をお祈りしています。】

ソフィーズ・ユニバース1枚を編むにはホイールが3玉が必要です。

期間限定の予約販売（2023/7/12〜7/26 23:59）

けいとやさんでは、ソフィーズ・ユニバース1枚に必要なホイール同色3玉の予約販売を行っています（不定期企画）。

ふだん、けいとやさんで扱っていないホイールも購入可能です。

同色3玉販売です。ちがう色を組み合わせた3玉の販売ではありませんので、ご注意ください。

予約販売の情報はけいとやさんのお知らせメールで通知されます。気になる方はけいとやさんのニュースレターを登録しておくと便利です。

この予約販売は、ソフィーズ・ユニバースをデザインしたデドリ・アイスさんの許可を得て、企画しています。

【2022.12.10追記】ホイール・ソフィーを編んだ残り糸でシャーロット・スクエアを編みました。糸の使い方などは「Scheepjes Whirlで編むシャーロット・スクエア」をご覧ください。