ワンダークロッシェ、リバーシブルクロッシェなどの名称で知られる表側と裏側で異なる模様のかぎ針編み。クロス模様を丁寧に紹介している海外の動画のご紹介です。
友人が『ワンダークロッシェ』(日本ヴォーグ社)を買いました。編み方がわからないというので、編み方を説明するために、借りて読んでみました…… 読んでいたら、興味が湧いてきて、自分でも編んでしまいました。
写真は本に掲載されていたクロス模様のショートスヌードです。
正直なところ、編み物に慣れていないと、編み図や写真だけで編むのは難しいかも。でも、ポルトガル語(?)のとっても丁寧な動画を見つけました!
外国語ですが、見るだけでも参考になると思います。
2倍速で音を消してもいいかもしれません(作者の方、ごめんなさい)。
【ご注意】この動画では長方形のプレースマットを作っているので(縁は白一色、中央部分のみリバーシブル)、作り目がスヌードとはことなります。テクニックを習得する目的なら、この作り目で練習するのもありだと思います。
リバーシブル編みの動画(ポルトガル語)
動画はこちら
https://youtu.be/mN1q0NE7lTQ
作り目
作り目は8の倍数+6にとのこと(実際に編んでいるものは鎖62目)。練習に編むなら、作り目を減らすとよいですね(1:00)。私は22目(もう8目多くてもよかったかも)。
白の1〜2段目(白の縁部分)
鎖編みのあと、立ち上がりの目は、かぎ針から2番目の目に細編み1目を編んで、さらに鎖2目を編んでいます。こうすると、鎖編みで立ち上げるより、角がしっかりするからでしょうか。(2:12あたり)
立ち上がりのあと、長編みを60目編み、鎖2目で立ち上げて、次の長編み段を編みはじめます(1段は61目、作り目が22目だと21目です)。2段目の立ち上がりのあとの最初の長編みを編み入れる目は3:55あたりの動画で確認できます。2段目も長編みを60目編みます。最後の長編みは、1段目の立ち上がりの鎖編みに編むことになります(4:25)。
白の3段目
3段目も鎖2目で立ち上げて、長編みを3目を編みます。ここからは、残り3目になるまで、鎖1目と(次の目をスキップして)長編み1目を繰り返します((7.25)。最後に長編み3目と鎖2目(次の段の立ち上がり分)を編み、目がほどけないようにしてかぎ針をはずします(8:00)。
全体を見てみましょう。両端には長編みが4目ずつ並んでいたらオッケーです(立ち上がりの鎖編みも長編みとしてカウント)。
いよいよオレンジの糸が登場します。動画の再生速度を標準に戻しましょう。
オレンジの1段目
引き抜き編みから鎖3目(立ち上がりと鎖1目に相当)を編みますが、編み入れる位置やかぎ針の入れ方は、動画の8:30あたりからじっくりみてください。
次の長編みは、前の引き抜き編みとは逆に手前側からかぎ針を入れます。ここも動画をどうぞ(9:05〜45)。
最初の目は白い編地に後ろ側、次の目は手前側になっています。
*鎖1目、裏側から長編み*を3回繰り返します。続いて、鎖1目、表側から長編み1目を編みます。(長編み部分は、裏側から3目、表側から1目の繰り返しになります。)
これを繰り返します(作り目が22目の場合は、1回で終わってしまいます)。最後は裏側から長編みを1目、鎖3目を編み、ほどけないようにしてかぎ針を外します。13:30あたりからの動画で確認しましょう。
白の4段目
ふたたび、白い糸に戻ります(14:10)。立ち上がりの鎖編みのあと、長編み3目を編みます(この部分、マットの縁に当たります)。
14:54あたりからが重要ポイントです。*鎖1目、表側から長編み*を2回、続いて*鎖1目、裏側から長編み*を2回。これを繰り返します。17:50から最後の表側からの長編みの部分です。鎖1目のあと、縁編みの長編み4目と次の段の立ち上がりの鎖2目を編みます。
後半はこちら
リバーシブル編みが掲載されている本
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- 『リバーシブル クロッシェ』
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